また一緒に、1本取ろう。
「ねぇ、道木…それって、唯が剣道辞めたのと関係ある…の?」
「俺も、凌の口から本当のこと知りたいんだ」
健太…高橋…
本当に、唯のことを思ってくれてる。
この2人がいれば、もしかしたら…
「分かった…でも、もう少し待ってくれるか?後で必ず話すから」
「…分かった。あゆも、いいよな?」
「うん…」
とりあえず、おばさんに電話しなきゃな…
「道木!唯が…っ」
「唯ちゃん…?」
唯は、ゆっくり目を開けた。
「…わ…たし…」
「唯、俺が分かるか?」
「…りょ…お…」
よかった。
唯の目が覚めた。
でも、唯の様子がおかしい。