また一緒に、1本取ろう。






昔の唯なら余裕で勝てていた相手に、


2本負けだった。




それからすぐに、唯は剣道を辞めた。




毎日のように触っていた、竹刀と防具も


それ以来、唯が一切触れることはなかった。








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