365日+1日嬉しくなっちゃう言葉たち。短編集!

美渚の家 方向の電車に手を繋いで乗り込んだ。

抱きしめたからなのかな?
赤面している美渚、
こんな可愛い顔している
美渚を一人にするなんて…
心配すぎて出来ない。


[ 今日は美渚の家まで送り届けるからね。 ]


[ なんで… かな? ]


[ もう少し一緒に居たいから…
ダメかな? ]


美渚の赤面は
ますますひどくなっている。

なんど見ても可愛い。
可愛すぎるんだよ、それだけで罪だよ。


[ 私も歩翔と一緒に居たい! ]


[ 美渚、
これからも…
ずっと仲良しでいようね。 ]


美渚は大きく頷いた。


あと1つで美渚の最寄り駅。
美渚と一緒にいられる時間が終わりの時間があることを
イヤでもボクにわからせるようにしているようだ。



ボクと美渚の恋は
静かにそっと音楽のように心地いい…。

他からみても
あの二人いいね!
って言われたい。


[ 美渚… 好きだなぁ。 ]

静かに美渚が頷いてくれた。





end

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