365日+1日嬉しくなっちゃう言葉たち。短編集!


彼女からのメールを
寝る前に読み返すのが日課。


今日は元気かな?


画面に出ている文字でしかないけど、
そんなメールでも
すごく伝わってくる。


彼女の心も体調も!





「 柳戸さんって
なんか…
なんていうのかな…
大きくて…
力強い感じで…
でもね!
やさしそうだから…
うんとね、
クマのプーさんに似てる気がする…
似ているんだよね!
私、クマのプーさん大好きなんですぅ。 」



「 柳戸がプーさんねぇ…
女子から見たら…
そうなのかな?
プーさんねぇ、
不思議だね! 」



「 不思議?
いや、
愛結、そうかも…
それ、わかる!!
柳戸さんってプーさんかも!! 」



「 でしょ!
葉子も、そう思うでしょ!
間違いないよね!!


あの…
柳戸さん、
失礼かもしれないけど…
プーさんって呼んでもいいですか? 」



「 …
別に… かまわないけど…。 」



「 柳戸がプーさんなら、
オレにもなんか考えてよ。 」



「 樹也は、
みきちゃんでいいじゃん!
かわいいよ。
ねっ、愛結! 」



「 うん、
葉子の言うように
かわいいです。 」





この時の愛結の笑顔を
一生忘れない。


この日まで
愛結のこと何とも思ってなかった…
というか
友人の年の差がある彼女と時々一緒にいる
女の子ってだけだったんだけどね。



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