365日+1日嬉しくなっちゃう言葉たち。短編集!
[ ねぇ、プーさん!
今日は友達とランチしてね。
スゴく美味しかったんだよ。
それでね食べながらね
プーさんにも食べてもらいたいなぁって思ったの。
いつか一緒に食べたいね! ]
愛結、今日も元気だ!
オレは仕事中にもかかわらず
画面にうつるメールに
ニヤけてしまったのを
樹也は見逃さなかった。
「 あれぇ!プーさん!
愛結ちゃんからですか?
これから会議なのになぁ、
一人幸せオーラ出まくりですよ! 」
かなり年上と付き合うって決めてくれたこと。
オレさぁ
自信がなかったんだよね。
だから
スゴく嬉しかったんだよね。
学生みたいなドキドキも
大人なのに自分でも笑える。
愛結が
これから大人になっていくところを
オレは隣で見ていられるって
幸せだよなぁ。
ねぇ、愛結。
嬉しいことがあったとき
悲しいことがあったとき
寂しい気持ちになってしまったとき
誰かに話したいと思ったときにね
一番最初に頭に浮かぶのは、
オレであってほしい。
じゃなくて
オレじゃなきゃ…
いやだ!
「 あっ、樹也!
お前は名前で呼ぶな名字で呼べ!! 」
あっ、
今のオレって…
はずかしいよなぁ…。
end