ずっと…
突然の…  side花梨
――高1の冬―――――

今日は亮とデート!
お気に入りの白いセーターを着て
髪を緩く巻いて

「ヤバッ!」

遅刻寸前の時刻。

「行ってきまーす!」

ガタン


軽く走って待ち合わせの駅まで行く。
ヒールだから走りにくい。

なんとか待ち合わせ10分前に着くことができた。

「まだ来てないんだ…
よかった間に合って!」

待ち合わせの時間になっても亮はなかなか来ない。

「遅いなぁ…
大丈夫かな?」

メールをしても返信は来ない。

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