シンデレラ
~杏樹Said~
次の日。今日から平常授業・・・。
ほんと、授業とかつまんないから嫌だなー
ふぁわぁぁぁぁ・・・
おっとっと、ついついあくびが・・・。
昨日借りた小説を深夜まで夜更かししたせいで眠い…。
こりゃまた、授業中に寝ちゃうな。
そういえば昨日の男の子、ちゃんと起きたかなー?
そんなこと考えていたら、学校についてしまった。
学校につくなり、繭と優花があたしの席までやってきた。
「「杏樹ぅー、おはよう!」」
「2人もおはよう」
ふぁわぁぁぁぁぁ…
「杏樹はいつも眠そうだね?」
「ん。昨日借りた小説を夜中まで読んでたからね…」
「絶対、授業中寝るよ!この子。」
う゛ぅ…・・・(図星)。
「それよりさ、土曜日どうする?」
「やっぱショッピングと言ったら、あそこでしょ?」
「だよね☆じゃあ、9時半にM駅集合ね?」
彼女たちが言うあそこっていうのはね、この辺では有名なショッピング広場。
えっと・・・確か名前は『エンジェル・スカイ』っていう場所。
女の子の好きな雑貨屋や服屋、SWEETS・カフェ
あ、後ね、おっきい本屋さんもあるの。
スポーツショップとかも揃ってるから、男の子も結構着てる
それから、金の時計塔があったりするの。
優花は久しぶりの部活休みだから、凄い楽しみにしてるみたい。
こうして無事、授業が終わった。
あ、あの男の子ちゃんと帰ったよね?
やっぱり、ちゃんと起こさなかったという申し訳なさにちょっと図書館を覗くことにした。