新しい恋のはじめかた
「いただきます……」
ーーーーーパクっ。
美味しい……オムライスはすごく美味しいけど、利玖が言った言葉が頭から離れない。
………ていうか…何か考えてたら恥ずかしくなってきた///
「花音?顔赤いけど、具合悪いのか?」
利玖は心配そうな顔をして、あたしを見てくる。
「……っ…大丈夫!!!かなり元気!!!お、オムライス美味しいね!」
「元気ならいいけど……」
あまり利玖は納得してなかったけど、なんとか誤魔化せた……。
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「ーーー…美味しかった!!!」
30分ほどでオムライスを食べ終わったあたしと利玖。
「次は何見たい?」
「……んー…ペンギン!!ペンギン見たい!!」
「わかった。じゃあ、ここ出るか」
あたし達はペンギンを見るためにオムライス屋さんを後にした。