新しい恋のはじめかた



「……んんっ…」



苦しいっ…そう思い、唇を少し離したら口の中に温かいモノが入ってきた。



「………ふっ…んんっ……」



入ってきたのって………利玖の舌っ!?



「…んっ……ふっ…」



いつもとは違うキスにあたしは何をしていいかわからず利玖に全てを任せている。



「………んっ……ひゃっ!?」



唇が離れたと思ったら、ドサッとベッドに押し倒された。



「……り…く?」



利玖はいつになく真剣な顔をしている。



「………へっ!?……り、利玖っ…」



すると、利玖はあたしの首に顔を埋めてあたしの首をチュッ…と吸った。



もしかして………あたしこのまま利玖と…。



「ーーー…ん。終わり」



………お…終わり?



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