続続ナイショなダーリン─絆─final
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「……みく」



ライトの容態は安定した。

副作用がない分、とても穏やかで。


春が通り過ぎようとしていた。



「行かないか。3人で」



ライトが、突然言った。


優しい表情。

窓から入る日差し。


あたしの胸はいっぱいで。

思わずライトに抱きついた。



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