続続ナイショなダーリン─絆─final

―――――――
―――――
―――



「みくっ!!」


二葉が慌ててやって来たのは、それから1週間した頃だった。


病室にはルイとミコトさんもいて。

相変わらずライトの容態は落ち着いていた。



「連絡がとれた。準備できるそうだ」


「え……」


「ドイツの病院だ。どうする?」



二葉は、世界中の知り合いに連絡をとっていた。

名医がいる、そんな噂を聞いて。


あたしはライトを見つめた。





< 137 / 195 >

この作品をシェア

pagetop