続続ナイショなダーリン─絆─final
ピンポーン―


俺たちの間に
異母兄弟という違和感はまだあって。

それでも
もう10回もこうして通っているうちに

どうでもよくなった。


どうして恨んでいたのか

今はみくのおかげで

理解できるから――



「よう、二葉」


「久し振り」



ライトは相変わらず

業界でトップの座をキープし続けている。

その理由も

俺には分かる。



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