世界で一番君が好き

ルカは、いろんなとこへ連れて行ってくれた。


友達と歩く街と同じはずなのに、景色が全然違うものに見えた。



「・・・ユミ？」


心配そうに私の顔を覗き込むルカ。



「？？どうしたの？」


私を近くのベンチに座らせた。


「顔色悪いよ？ちょっと、はしゃすぎた？」


「・・そんなことないよ」


こんなに長い時間外出したことがなかったから、疲れたみたい