殺し合い
『カサッ』


「ん?誰?」


私は音がしたほうを見る。


「あ・・・確か・・・ユナさん?」


「あぁ・・・えっと名前・・・」


「あ、私はユミ」


ユミと名乗る子は、


最初のか細い声の子だった。
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