とある堕天使のモノガタリⅤ
~TRINITAS~
◇
「え~!何号室のお客様!?」
「判んないけど、7階でエレベーターが止まったらしいわよ~!」
「やった!私の担当かも。」
しのぶが社員用の食堂に戻ると、きゃあきゃあと騒ぐ声が聞こえた。
「盛り上がってるわね…あと5分で休憩時間終わりよ?」
「あ、沖田さん!知ってます?さっきチェックインしたお客様に凄いイケメンが居たらしいんですよ!」
「“イケメン”?」
「はい!多分、外国人だと思うんですけど…モデルさんかなぁ~」
しのぶは「そんな予約あったかしら…」と口元に指を当てた。
「残念な事に女性と一緒だったんですけどね。」
彼女達は「目の保養になる」とか言って騒いでいた。
「え~!何号室のお客様!?」
「判んないけど、7階でエレベーターが止まったらしいわよ~!」
「やった!私の担当かも。」
しのぶが社員用の食堂に戻ると、きゃあきゃあと騒ぐ声が聞こえた。
「盛り上がってるわね…あと5分で休憩時間終わりよ?」
「あ、沖田さん!知ってます?さっきチェックインしたお客様に凄いイケメンが居たらしいんですよ!」
「“イケメン”?」
「はい!多分、外国人だと思うんですけど…モデルさんかなぁ~」
しのぶは「そんな予約あったかしら…」と口元に指を当てた。
「残念な事に女性と一緒だったんですけどね。」
彼女達は「目の保養になる」とか言って騒いでいた。