君へ、約束の歌を。<実話元>

目が潤んだ。



…抜粋するとこんな感じ。



小さい頃から見慣れたお母さんの文字が、ぼやけて歪む。


祐ちゃんのことでの、お母さんが感じた私の姿を知るのは初めて。




ねぇお母さん…


あの時、
私がどれだけ助けられたか知ってる?


「後を追おうなんて考えないでね…」って言葉に、どれだけ愛されてるなって感じたか気付いてる?


お母さんが側にいてくれなかったら、
きっと。


私はダメになってた。


…お母さんが私を励まそうと掛けてくれた言葉を、慰めなんていらない!って振り払いたい時もあった。


気を使わないで!ほっといて!って突っぱねたい時もあった。


…でも、
そっと見守ってくれてたお母さんの存在があったから私は乗り越えてこれた。


…面と向かっては、とても言えないけど。


感謝、してます。


ありきたりだけど、
“ありがとう”って言葉じゃ、
言い尽くせないくらい。



…お母さんからのこんなにたくさんの想いが込められた手紙をもらったのも初めて。


普段家で一緒にいることが多いし、よく喋るし。



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