君へ、約束の歌を。<実話元>
『ん〜…とりあえず要る衣装のパターンは4種類だよね』
「そうそう!
一番多いのは…市民の衣装か」
他には…
衛兵の衣装、
貴族の衣装、
…メイド服。
「う〜ん…
あっっ!!
市民の衣装はいらなくなったTシャツ破ったり、ペイントしたりすればよくない?」
「あぁ〜なるほど!」
「じゃぁ衛兵の衣装は黒っぽい服とかに、肩当てとかつければよくね?」
「たしかに!それいいかもっ♪」
結局、貴族の衣装はドレスっぽい衣装を持ってる子を探して、借りることに。
メイド服は、着る人達が自腹で買うことになった。
本格的なの目指したいし記念にってことで。
…衣装の見通しがたつと、
今度は、役決め。
「ねぇねぇ、愛璃は何やりたいっ?」
隣りで一緒に、教室の改造図や決まったことなどがメモされてる紙を見てた友華が、目を輝かせて私を見た。