君へ、約束の歌を。<実話元>


小分けにする部屋をくじで分けた数人毎のグループで、担当して作っていくことに。


くじの結果が、黒板にどんどん書き出されていって。


たくさんの名前の中から自分の名前を探す。



『友華はどの部屋担当〜?』


「あたしはヴァスティーユ牢獄の部屋担当みたい!
愛璃はどこだった〜?」


『私は貴族の部屋担当!
部屋分かれちゃったね〜』



残念、と肩を落とせば、その肩を友華がぽんっと叩いて。



「まぁでも当日はメイドでいる場所同じだしね」


『…そうだね!お互い頑張ろっ』




教室の部屋割りっていうか、
入ってからの流れを説明すると。


まず入ったら一部屋目、
壁が真っ黒の部屋。


メイド2人がスタンバってて、
お客さんに軽く流れを説明。


この展示は、ストーリー制。


お客さんに1970年代のフランスにタイムスリップしてもらって、フランス革命を体験してもらうっていう設定。



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