オノマトペ
花「お兄ちゃんには恥ずかしい思い出なんかないもんっ。美しい花のような思い出しかないんだからー!」

鷹「なんだそりゃ。じゃあ、一応聞いてやるけど、お前はどうなんだよ、ウサギ女」

花「花音ちゃんはそんな名前じゃないぴょん! 花音ちゃんの美しい思い出はねぇ! ……………」

和「……」

拓「……」

雪「……あ、あの、花音ちゃん? ……あわわ、どうしたんですか、涙ぐんで!」

鷹「な、なんだよ、俺じゃねぇぞ。俺のせいじゃねぇぞ。何泣いてんだよ、馬鹿、泣き止め、ウサギ女って言ったこと取り消してやるから!」

花「ち、違うの……。私、恋、したこと、ないんだよぅ……」

拓「ええー!」

和「もしかしたらとは思っていたけど……やはりそうかい……」

雪「今まで一度もですか?」

花「うん……(ぐずぐず)」

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