オノマトペ
その視線を受けながら、拓斗は作業を続ける。
ネットのチャックをしめて、洗濯機にポイ。それから、カゴの中にまた手を突っ込んで。
『ヒモ』を取り出した。
「……?」
ヒモ? と首を傾げる拓斗。
しかし、それはただのヒモではなかった。
ほんの少しの面積しかないレース部分のついた。
『ヒモビキニ』、であった。
「!!!!????」
ぱさり、とヒモビキニがカゴの中へ落ちていく。
「おや? おかしいですね、花音様の下着はフリフリウサさんパンティが基本ですが……花音様が一段も二段も飛び越えて大人になられたということでしょうか。やはり恋人が出来ると女性は変わるものですねぇ」
「とぉおじょぉおおっ、そういうことは口に出して言わない!」
「はっ、失礼いたしました拓斗様!」
温和でほわほわしている拓斗は、執事である東城に対しても優しい口調が基本なのに、このときばかりは主人らしく怒鳴りつけた。
ぴしっと背筋を伸ばした東城、何故か嬉しそう。
ネットのチャックをしめて、洗濯機にポイ。それから、カゴの中にまた手を突っ込んで。
『ヒモ』を取り出した。
「……?」
ヒモ? と首を傾げる拓斗。
しかし、それはただのヒモではなかった。
ほんの少しの面積しかないレース部分のついた。
『ヒモビキニ』、であった。
「!!!!????」
ぱさり、とヒモビキニがカゴの中へ落ちていく。
「おや? おかしいですね、花音様の下着はフリフリウサさんパンティが基本ですが……花音様が一段も二段も飛び越えて大人になられたということでしょうか。やはり恋人が出来ると女性は変わるものですねぇ」
「とぉおじょぉおおっ、そういうことは口に出して言わない!」
「はっ、失礼いたしました拓斗様!」
温和でほわほわしている拓斗は、執事である東城に対しても優しい口調が基本なのに、このときばかりは主人らしく怒鳴りつけた。
ぴしっと背筋を伸ばした東城、何故か嬉しそう。