オノマトペ
【胸】
「拓斗のフェチってなんだ?」
唐突にフェイレイが拓斗へ話をふった。
「え、僕ですか? うーん……」
首を傾げながら考える拓斗に、兄から悪魔の一言。
「拓斗は胸の大きな女性が好きなんじゃないのかい?」
「ちょ、に、兄さんっ!」
「違うのかい? この間は愛の天使アリスカの胸が~……」
「うわあぁあぁああっ!!!! 兄さんが変なこと言うからみんなに誤解されたんじゃないかああっ!」
赤くなりながら怒鳴る拓斗に、真向かいのソファに座っていた鷹雅が手で耳を塞ぐ。
「うるせぇよ。胸ごときで騒ぐなよ、ガキじゃねぇんだから。あんなのは脂肪の塊だ。デカかろうが貧相だろうが中身は一緒なんだよ」
ケッ、と偉そうに足を組みながらそう言う鷹雅は、つぶつぶいちごクリームがかけられたドーナツを頬張り、ちょっと頬を染めたりしている。
言ってることはアレだけど、かわいらしいな、お前。
「拓斗のフェチってなんだ?」
唐突にフェイレイが拓斗へ話をふった。
「え、僕ですか? うーん……」
首を傾げながら考える拓斗に、兄から悪魔の一言。
「拓斗は胸の大きな女性が好きなんじゃないのかい?」
「ちょ、に、兄さんっ!」
「違うのかい? この間は愛の天使アリスカの胸が~……」
「うわあぁあぁああっ!!!! 兄さんが変なこと言うからみんなに誤解されたんじゃないかああっ!」
赤くなりながら怒鳴る拓斗に、真向かいのソファに座っていた鷹雅が手で耳を塞ぐ。
「うるせぇよ。胸ごときで騒ぐなよ、ガキじゃねぇんだから。あんなのは脂肪の塊だ。デカかろうが貧相だろうが中身は一緒なんだよ」
ケッ、と偉そうに足を組みながらそう言う鷹雅は、つぶつぶいちごクリームがかけられたドーナツを頬張り、ちょっと頬を染めたりしている。
言ってることはアレだけど、かわいらしいな、お前。