オノマトペ
「で、お前らはどうなんだよ」
改まって鷹雅が和音と拓斗に訊く。
「やっぱデカい方がいいのか?」
「うーん……大きさよりは、形が問題かな……。美しい流線型は女性特有のものだしね。そこに惹かれない男子はいないんじゃないかな?」
優雅に微笑みながら言うことではありません、和音お兄様。
「芸術を見るような目だね、兄さん……」
「ふふ、実際芸術だと思うけどね、女性の美しさは。……それで、拓斗はどうなんだい?」
「えっ、ぼ、僕は……その……フツーがいいな……」
頭から湯気を出す勢いで真っ赤になりながら答える拓斗。
アルカディアを押しつけらたくらいで鼻血出して倒れてしまう彼には、確かにフツーが良さそうです。
改まって鷹雅が和音と拓斗に訊く。
「やっぱデカい方がいいのか?」
「うーん……大きさよりは、形が問題かな……。美しい流線型は女性特有のものだしね。そこに惹かれない男子はいないんじゃないかな?」
優雅に微笑みながら言うことではありません、和音お兄様。
「芸術を見るような目だね、兄さん……」
「ふふ、実際芸術だと思うけどね、女性の美しさは。……それで、拓斗はどうなんだい?」
「えっ、ぼ、僕は……その……フツーがいいな……」
頭から湯気を出す勢いで真っ赤になりながら答える拓斗。
アルカディアを押しつけらたくらいで鼻血出して倒れてしまう彼には、確かにフツーが良さそうです。