オノマトペ
「確かに美しい髪にも惹かれるね」
「兄さんはふわふわした薄い髪色の人が好きだよね」
胸の話のときの仕返しか、拓斗が小さく反抗。
「そうだね」
しかし和音には効かなかった。爽やかに微笑んであっさり肯定した!
更に。
「拓斗は最近、長い髪をざっくりまとめている人が好きだよね」
にっこりと、爽やか笑顔の攻撃がきた。
「な、ち、ちがっ、喜屋武さんとは別に、そういうんじゃっ……」
「僕は別に喜屋武さんの話をしていたわけではないんだけど……そうか、そうなんだね」
にこにこにこにこ。
笑顔が怖い和音お兄様に、拓ちゃん真っ赤になって涙目だよ。
そんな兄弟のやり取りの横で。
「俺はハニーブラウンの長い髪が好きだぞ。ついでに、髪をアップにしたときの白い項も好きだぞ。髪を結ってあげてると眠くなるリディルはかわいいぞ」
「……お前はよくもそう恥ずかしげもなく嫁自慢が出来んな」
無自覚に惚気ているフェイレイと、顔を顰めながらも、ストレートに物を言える彼がちょっと羨ましい鷹雅がそんな会話をしていた。
「兄さんはふわふわした薄い髪色の人が好きだよね」
胸の話のときの仕返しか、拓斗が小さく反抗。
「そうだね」
しかし和音には効かなかった。爽やかに微笑んであっさり肯定した!
更に。
「拓斗は最近、長い髪をざっくりまとめている人が好きだよね」
にっこりと、爽やか笑顔の攻撃がきた。
「な、ち、ちがっ、喜屋武さんとは別に、そういうんじゃっ……」
「僕は別に喜屋武さんの話をしていたわけではないんだけど……そうか、そうなんだね」
にこにこにこにこ。
笑顔が怖い和音お兄様に、拓ちゃん真っ赤になって涙目だよ。
そんな兄弟のやり取りの横で。
「俺はハニーブラウンの長い髪が好きだぞ。ついでに、髪をアップにしたときの白い項も好きだぞ。髪を結ってあげてると眠くなるリディルはかわいいぞ」
「……お前はよくもそう恥ずかしげもなく嫁自慢が出来んな」
無自覚に惚気ているフェイレイと、顔を顰めながらも、ストレートに物を言える彼がちょっと羨ましい鷹雅がそんな会話をしていた。