オノマトペ
「……コスプレ部?」
はて、そんな部活があったのだろうか、と雪菜は首を傾げた。
コスプレ部とは、最近家庭科教師が立ち上げた新しい部で、ワンコ君とお花っ子ちゃんがすでに入部している模様。
噂では、スペシャルハレンチやブラッディアザミさん、そしてなんと、あの奥方も入部する予定らしい、今人気急上昇中の部活である。
「コスプレ部って……一体どんな活動をするのでしょうか」
「かわいいお洋服を着て写真を取り合うって聞いたぴょん。お姫様みたいな格好、してみたいなぁって思って……」
えへへ、と微笑む花音は、何かに気がついたように五所川原の後ろから顔を出した。
「雪菜先輩は、かわいいお洋服、好きですか……? あのあの、もし、興味があったら、一緒に見学、しませんか……」
五所川原の影に隠れているときとは比べ物にならないくらいの小さな声で、花音は雪菜を上目遣いで見た。
「かわいいお洋服、ですか……」
雪菜の白い頬が、ふんわりと赤く色づく。
いつも白い着物ばかりの彼女だが、やはり女の子らしく、かわいいお洋服には興味がある。
「ちょっと気になりますね」
にこりと微笑めば、花音も笑顔になった。
はて、そんな部活があったのだろうか、と雪菜は首を傾げた。
コスプレ部とは、最近家庭科教師が立ち上げた新しい部で、ワンコ君とお花っ子ちゃんがすでに入部している模様。
噂では、スペシャルハレンチやブラッディアザミさん、そしてなんと、あの奥方も入部する予定らしい、今人気急上昇中の部活である。
「コスプレ部って……一体どんな活動をするのでしょうか」
「かわいいお洋服を着て写真を取り合うって聞いたぴょん。お姫様みたいな格好、してみたいなぁって思って……」
えへへ、と微笑む花音は、何かに気がついたように五所川原の後ろから顔を出した。
「雪菜先輩は、かわいいお洋服、好きですか……? あのあの、もし、興味があったら、一緒に見学、しませんか……」
五所川原の影に隠れているときとは比べ物にならないくらいの小さな声で、花音は雪菜を上目遣いで見た。
「かわいいお洋服、ですか……」
雪菜の白い頬が、ふんわりと赤く色づく。
いつも白い着物ばかりの彼女だが、やはり女の子らしく、かわいいお洋服には興味がある。
「ちょっと気になりますね」
にこりと微笑めば、花音も笑顔になった。