アゲハ~約束~
「・・・前にいったはずだけど。」
「え?」
「アゲハ、傷つけるようなことはしないでほしいんだよねって。」
今告っても、傷つけるだけだと思うんだけど。
幸人はそういって、横目でルフナをじとっと見つめる。
その視線に気おされながら、それでも、ルフナは、ぶんぶんっと首を振った。
「傷つけない。」
「どっかいくんだろ?」
「必ず、戻ってくる。」
―――必ず。
「・・・」
「・・・」
すこしの、間が、あって。
「・・・あーあ、また俺と夏梅が慰めるんだぜ、これ。」
ルフナの足を踏んでいた足を、どかした。
勝手に行けば、と、彼は立ち上がって食器を片付ける。
「君たちの手は、取らせない。」
大丈夫だから。
ルフナはそういい残して、アゲハの部屋へ向かった。
「え?」
「アゲハ、傷つけるようなことはしないでほしいんだよねって。」
今告っても、傷つけるだけだと思うんだけど。
幸人はそういって、横目でルフナをじとっと見つめる。
その視線に気おされながら、それでも、ルフナは、ぶんぶんっと首を振った。
「傷つけない。」
「どっかいくんだろ?」
「必ず、戻ってくる。」
―――必ず。
「・・・」
「・・・」
すこしの、間が、あって。
「・・・あーあ、また俺と夏梅が慰めるんだぜ、これ。」
ルフナの足を踏んでいた足を、どかした。
勝手に行けば、と、彼は立ち上がって食器を片付ける。
「君たちの手は、取らせない。」
大丈夫だから。
ルフナはそういい残して、アゲハの部屋へ向かった。