心に咲く一輪の華
「ありがとうっ!!」
久しぶりに心の底から笑った
すると、千尋と中嶋君が2人揃って赤くなった
「...っ!?」
「~っ!?」
千尋は少し赤いだけだけど、中嶋君なんか顔は真っ赤で、まばたきもせず、口を半開きにしている
「どうしたの??」
恐る恐る聞いてみると、千尋は顎に手を添えながら、ニヤッと笑った
中嶋君はさっきと変わらない
「素材がいいのね...。
それに、鈍化で天然だけど、世の中のこと良く知っていて、優しい...。」
「何をブツブツ言ってるの??」
首を傾げて聞くと、千尋はますます笑みを深めた