timeマシーン
『ちょうど今暇だったんだ(*^。^*)』


「なんて?」慎が覗き込むように俺のケータイを見てきた。


「一歩前進した」にやけながら言った。


それから何分間かメールしてると不意に慎がこう言った。

「竹内って彼氏いんのカナ?」

そうか、彼氏がいんならこの計画は終わってしまう事をすっかり忘れていた。


俺はそう思い

『竹内って彼氏とかいるの?』

と、メールしてみた。

するとすぐ着信がなった。


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