milk tea...
返事はなかったが未菜が気掛かりだったのでそっと扉を開けた
「…未菜…?」
蓮の声に布団が少し動いたと思ったら布団を頭に被ったままの未菜がこっちを向いた
「…れ…ん…」
蓮は未菜の声が震えてることに気がつきゆっくり近付いて未菜をギュッと抱き締めた
「未菜が雷怖いって知ってたのに一人にしてごめん」
「何で蓮が謝るの?
意地っ張りなあたしが悪いんだよ。」
「…意地っ張りって自覚あったんだ…」
「ちょっと…!
聞こえてるけど?」
「いや。空耳だろ?」
「明らかに聞こえましたー!
もー蓮ひどい!」
「はははっ。
いつもの未菜らしくなったじゃん?」