milk tea...



「もー…!」



未菜はそう言いながら笑っていた



…しかし停電は直ったものの雨と雷はまだ止みそうにはなかった



「うーん…未菜?」



「なぁに?」



「一人無理だろ?」



未菜は少し考えてからここは意地を張ってる場合じゃないと思った



「…うん。
蓮一緒に居て…?」



「……!」



未菜の言葉に蓮は目を見開いた



「あーうん…
そのつもりだけど…」



「ありがとう!」



「じゃあ俺は床で寝るから布団取ってくるわ」



「うん…」



蓮が立ち上がった時近くで大きな雷が鳴り響いた



未菜はびくっとなって無意識に立ち上がった蓮のジャージを掴んだ



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