milk tea...

旅立ちのあとに




蓮は未菜の言葉に満足したように笑ってまた前を向いて歩き出した。



そして振り向かずに手をひらひらと振ってくれた。
その指には未菜と同じ指輪が蓮の指にもキラリと輝いていた



それを知った未菜は蓮が見えなくなった後泣き崩れるようにその場に座り込んだ



「未菜ちゃん!!
…大丈夫?」



「すいません…
大丈夫です…

ック…嬉しいのか寂しいのか分からないけど涙が止まらなくて…」



「うん。大丈夫よ。
蓮も最後にやってくれるわね?」



「はい…」



未菜はそのあと少ししてから泣き止み、指輪をギュッと握りしめた…―



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