milk tea...



蓮もいつもの未菜と違うのを感じたのか抱きしめ返してくれた



…このまま時が止まればいいのに…
未菜は心の中で何度も呟いて顔を上げた…



すると蓮の顔が近付いてきた…



え…えっ?
この展開は何?



あと数cmで唇が重なるというところで下から千奈美の大きな声がした



「蓮ーまだー?」



その声に二人共我にかえったように離れた



「ごっ…ごめんね!!
ありがとう」



そう言って未菜はすぐに部屋へ入った



--ドクッドクッ…--



自分でも分かる程心臓の鼓動が早くなっていた
未菜は部屋に入った途端座り込んだ


今のキスしようとしてた…よね?



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