milk tea...



あゆみが肩に回していた手を外したのと同時に未菜は走って行ってしまった



蓮はすぐ未菜を追い掛けた



「未菜っ…待てよ!」



「ついて来ないで!!」



しかし未菜が蓮に敵うわけがなくすぐに追いつかれてしまった



「待てって……」



蓮は人通りのない所へ未菜を連れて行った



「あのな…未菜…」



そう言う蓮を遮って未菜が喋り始めた



「…分かってる。
蓮がどの女の人とどうこうしたってあたしには関係ない…
けど…けど…蓮のこと…好きだから気になるし嫌なの…」



「……未菜……」



「ごめんなさい。
困らせるようなこと言って…
けど蓮のこと知っていく度にどんどん好きになってけど告白して気まずくなるのも嫌だし…」



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