桜の街


家に帰ると母が私を呼びつけた


「愛瑠学校に行ってたの?

暗くなるから心配したのよ。

明日からは、もう少し早くかえってらっしゃい。」


いつも通りの台詞

心配してるわけないのに嘘だらけの台詞
ただ、私を縛りつけたいだけ...


私は作り笑いを貼り付け
「うん。
明日からは、もう少し帰るね。

今日は疲れたから部屋に戻るね。」

と言って自分の部屋に戻る


こんな毎日が永遠に続くのかと考えていると吐き気がする

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