《完》BLOODMOON~あやかしの花嫁~
十三巻*呪詛の正体
翌日、滋弥は学校を休んだ。
俺は滋弥の傷の具合を心配、早退して、校門前に千早を呼んだ。
「私も行きます!」
と俺の後を花奏が追いかけて来た。
「お前は来なくていい…」
「でも!?」
俺の姿を見て、千早が後部座席の扉を開けて待っていた。
「教室に戻れ」
「嫌です!!」
俺が乗り込む前に、花奏が後部座席に乗り込んだ。
「私も行きます!!」
「たくっ…強情な女だ」
「・・・」
俺は渋面で、花奏の隣に乗り込んだ。
俺は滋弥の傷の具合を心配、早退して、校門前に千早を呼んだ。
「私も行きます!」
と俺の後を花奏が追いかけて来た。
「お前は来なくていい…」
「でも!?」
俺の姿を見て、千早が後部座席の扉を開けて待っていた。
「教室に戻れ」
「嫌です!!」
俺が乗り込む前に、花奏が後部座席に乗り込んだ。
「私も行きます!!」
「たくっ…強情な女だ」
「・・・」
俺は渋面で、花奏の隣に乗り込んだ。