《完》BLOODMOON~あやかしの花嫁~
知弥の言われるままに、私は鏡に仙狐の姿を映し込む。
「我が中に眠る妃女神の力よ…いでよ!そして、仙狐を浄化せよ!」
私の中に眠る妃女神の力は鏡の中に溢れる。
そして、天に向かって浄化の奔流を創造し、紅き水晶に包まれた仙狐を消した。
これが妃女神の力ーーー・・・
私の躰から一気に力が抜け、その場に崩れ込む。
そんな私を支えたのが鬼の姿となった知弥だった。
「俺の力は妖に苦しみを味わせるが、お前の力を妖に癒しを与えるな…」
「我が中に眠る妃女神の力よ…いでよ!そして、仙狐を浄化せよ!」
私の中に眠る妃女神の力は鏡の中に溢れる。
そして、天に向かって浄化の奔流を創造し、紅き水晶に包まれた仙狐を消した。
これが妃女神の力ーーー・・・
私の躰から一気に力が抜け、その場に崩れ込む。
そんな私を支えたのが鬼の姿となった知弥だった。
「俺の力は妖に苦しみを味わせるが、お前の力を妖に癒しを与えるな…」