《完》BLOODMOON~あやかしの花嫁~
優しい言の葉~花奏side~
何だろう?滋弥君たちの態度は凄く変。
私に剣道部の稽古…休めと言うし。
知弥は早退して、どこか行っちゃうし。
部屋に戻ると、大きな空気清浄機がリビングに置かれていた。
テーブルに置かれていた大きなガラス製の灰皿もなくなっていた。
「今夜から禁煙をはじめる」
唐突に私の隣に座っていたヘビースモーカーの知弥が《禁煙宣言》!!?
「どうして?」
「ニコチンは互いの躰に悪いだろ?お前には健康な俺の子を産んで欲しいからな」
「え、あ…はい」
子供のためか…
知弥って、決めたらキチンと実行する強い意志の持ち主。
知弥は私の唇に軽くキス。
キスの味も煙草の味じゃなくて、さっき舐めていたレモン味のキャンディの味と匂いがした。
私に剣道部の稽古…休めと言うし。
知弥は早退して、どこか行っちゃうし。
部屋に戻ると、大きな空気清浄機がリビングに置かれていた。
テーブルに置かれていた大きなガラス製の灰皿もなくなっていた。
「今夜から禁煙をはじめる」
唐突に私の隣に座っていたヘビースモーカーの知弥が《禁煙宣言》!!?
「どうして?」
「ニコチンは互いの躰に悪いだろ?お前には健康な俺の子を産んで欲しいからな」
「え、あ…はい」
子供のためか…
知弥って、決めたらキチンと実行する強い意志の持ち主。
知弥は私の唇に軽くキス。
キスの味も煙草の味じゃなくて、さっき舐めていたレモン味のキャンディの味と匂いがした。