《完》BLOODMOON~あやかしの花嫁~
休み時間、私はケータイの受信ボックスを覗いた。
見知らぬメルアド。メールを中身を見ると相手は千早さん!?
『昼休み、屋上に来てください。知弥様のコトで大切な話があります』
小笠原先生の大切な話って?
私は先生に内緒で、屋上に出た。
心地いい春のそよ風が吹き抜け抜ける屋上。
ポカポカした陽気がランチで満たされた私の躰に眠気を誘う。
「花奏様」
千早さんがフェンスのそばに置かれたベンチで腰を下ろし私を待っていた。
私も千早さんの隣に腰を下ろす。
「お忙しい中…申し訳ございません・・・」
「全然、忙しくないよ…」
見知らぬメルアド。メールを中身を見ると相手は千早さん!?
『昼休み、屋上に来てください。知弥様のコトで大切な話があります』
小笠原先生の大切な話って?
私は先生に内緒で、屋上に出た。
心地いい春のそよ風が吹き抜け抜ける屋上。
ポカポカした陽気がランチで満たされた私の躰に眠気を誘う。
「花奏様」
千早さんがフェンスのそばに置かれたベンチで腰を下ろし私を待っていた。
私も千早さんの隣に腰を下ろす。
「お忙しい中…申し訳ございません・・・」
「全然、忙しくないよ…」