《完》BLOODMOON~あやかしの花嫁~
私の長い髪をそっと手に持ち、優しく口付ける。
「!!?」
私の躰を包む自分の直衣を剥ぎ、背中に躰を密着させた。
「夜は長い…貴方にどれほど…俺が恋焦がれてるか…見せて差し上げます」
「へ…あ…」
「桜の君の白い背中が桜色に染まっています…まるで庭先の満開の枝垂れ桜を見ているようです」
さすがは女たらし・・・女人の心を掴み取るのが上手。
私もその気にさせられてしまった。
「!!?」
私の躰を包む自分の直衣を剥ぎ、背中に躰を密着させた。
「夜は長い…貴方にどれほど…俺が恋焦がれてるか…見せて差し上げます」
「へ…あ…」
「桜の君の白い背中が桜色に染まっています…まるで庭先の満開の枝垂れ桜を見ているようです」
さすがは女たらし・・・女人の心を掴み取るのが上手。
私もその気にさせられてしまった。