坂田家の日常
能天気野郎のセージは置いといて、話し合いの結果決まった出し物の係り分担。
「係りごとに話し合いをしてから準備進めてください。予算とかについてはリーダー決めて相談してください。以上、」
文化祭の話し合いを終わらせて、自分の席につく。
「なんか面倒だな、実行委員って」
「俺じゃなく、真壁の名前だせよな……」
「いや、つい癖で」
真壁の名前出せば、俺がしなくてもよかっただろうし。
真壁がするとなったら、立候補が多いだっただろうにな。
しかも暇な奴はまだ他にもいるだろうに。
――そんな事があった、文化祭10日前。