坂田家の日常



眞里は母さんや菜緒子と七海に質問されてる。



「眞里くんも奈緒美ちゃんも、今からオヤツにしましょう」

「あ、でもママ、人数分足りない……」

「それなら尚斗とセージがいらないって言ってる」

「奈緒美さん!!言ってませんよ!!」



みんなが騒いでいる中、眞里が俺に近づいてきた。



「尚斗君、ありがとう」

「俺は何もしてませんよ。それより姉貴をよろしくお願いします」

「もう、奈緒美を悲しませたりしないさ」

「その言葉、信じますからね」




眞里の事も一件落着のようだし、これから落ち着いた姉貴になってほしい。



そうなる事を、願ってます。



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