空の記憶


「お前の兄貴は応援してくれるんだろ?たとえ自分の気持ちを押し込めても。ならその応援にこたえるまでだ。俺らでみんなの記憶に心に響く歌を作ってやろうぜ!」

「ああ。空の上にいる父さんと母さんにも響いていくような歌を作りたいな……」

「空の記憶……SKYHISTORYいい名前だろ?」

「ああ…いい名前だ!」

「さっそく明日あの三人にも話さなきゃな」

「そうだな。」




‐‐‐‐‐‐‐‐
翌朝学校に行き三人に話した。

旭「やっとやる気になったか。」

銀朱「楽しみだぜ!」

舞杜「誘ってくれたのは嬉しいけど俺編集しか出来ないんだけど…」

翼裟「そんなの分かってる。」

遥揮「デザイン系とCD編曲とかをお願いしたいんだ。」

舞杜「俺に出来る事なら何でも言ってくれ!」

旭「楽曲はどうするんだ。」

遥揮「銀朱はドラムで旭がベース翼裟がギターで俺が歌う。」

銀朱「遥揮が歌うのか。自己紹介の時からいい声だとは思ってたんだよな。」

舞杜「それにヴォーカルに向いてる容姿してるからね(笑)」

遥揮「これからはこの容姿に自身を持って生きようと思う。ずっとなんで妹と違うんだって思ってた。でもみんなとこうしてやるためだったんだろうな。」

翼裟「やるからには頂点目指そうぜ。」

旭「そうだな。」

銀朱「葎哉さんの分まで」

舞杜「夢を俺達が叶えよう!」

全員「ああ!」


こうして俺達は結成された。
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