‡魔王‡




青年に着いて行くとそこには見た事がない大きな宮殿があった。






「さぁ、中へお入りください…」



俺の目の前には重たそうな扉があった。



その扉はゆっくり開き、俺は吸い込まれるように中へ入って行った。







中は暗く、何も見えない。




「……。おい。電気とかねぇの?」




俺は青年に尋ねた。




「明かりならもうすぐ来ますよ。お待ちください」




は?コイツは何を言っているんだ…?
















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