殺人遊戯
俺が人を信じられなくなったのはあの日の出来事がキッカケだった。




そうあの日はまだ肌寒い春の夜のことだった。



俺には愛する人がいた。


言い忘れていたが俺の名前は「須牙 直夜(すが なおや)」一見どこにでもいるような冴えない男。



でも彼女、「紀弥 美久(きや みく)」はそんな俺に手をさしのべてくれた。



しかしそんな優しい彼女が死んでしまった。


いや…殺されたと言ったほうがわかりやすいだろうか。
< 2 / 10 >

この作品をシェア

pagetop