彼氏に一方通行
「ほのかちゃんが露出すればするほど、不機嫌になる悠斗が早く見たい……」


照哉くんがボソリと呟き、


「照くん、真っ黒な企みがダダ漏れなんですけど……」


綾子がそれに対して注意する。



そんなの聞こえなーい。


明日、水着を買いに行こう。とびきり過激なやつを。

田所、鼻血大放出間違いなしだぜ。ティッシュ用意して待ってろってんだ。




「それにしても――

ほのかちゃんって、ほんっと悠斗のこと好きだよね。ある意味、悠斗が羨ましいよ」


照哉くんが溜息混じりにそう言った。





「はい、好き過ぎて死んじゃいそうです!」


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