キミイロ



『ねぇ?本当?』


赤くなる優美が可愛くて
もっと意地悪したくなる。


「/////…ぅん……」


小さな声で呟く。


「だって……
亮くんと一緒にいれて嬉しかったんだもん。」


『優美かわいい。』


「へ?」


俺は優美を後ろから抱きしめた。


「ちょっ!亮くん!?」


『なに?』


わざと耳に息がかかるように呟く。


「ひゃっ!耳元で喋らないでよ/////」


『いーや。』


俺は優美を抱きしめる力を強くした。


「もう。」


優美はプーッと頬を膨らませながら
そっと回してる俺の腕に手を添えた。




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