キミイロ



「優美……ちゃん…?
今まで…ありがとうね……」


『っ!……』


目から涙が止めどなく溢れる。


「小さい…頃から……
ずっと一緒で……友達…だったよね……?」


『うん。うん。』


華ちゃんの山吹色の瞳から涙が溢れる。


「つらい生活も…優…美ちゃんが…居たから……
スッゴく…楽しかったぁ………」


『うん…私もだよ。だから居なくならないで……。』






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