キミイロ



ガラッ―――…


扉が開く音に反応して中に居た人がこちらを向く。


優美が居るであろうベッドは人が壁になっていて見えない。


「君は……?」


さっきの白衣を着た医者が俺に不思議そうにたずねる。


なんて言えばいいんだろう……?


「もしかして……亮くん……?」


俺が返答に困っていると
次は泣いていた女性が俺にたずねた。








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