キミイロ



ピーンポーン―――…


突然、家のチャイムが鳴る。


今は家に誰も居ないから俺が出るしかなくて、重い足を動かし玄関まで向かう。


ガチャッ―――…


ドアの向こうの人が誰なのかも確認せずに、ゆっくりとドアを開いた。


「メリークリスマス!!
お荷物をお届けにまいりました!!
印鑑がサインをお願いします。」


ドアの向こうに居たのは、宅配便の人だった。







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