キミイロ



もう良くならないの?


怖い……。
死ぬのが怖い……。
死にたくなんかない。


助けて……。
誰か…助けてよ…。


そう思った時、1人の顔が浮かんだ。


『亮……くん…』


なんでだろう?
亮くんの顔が浮かんだ。


分かんない。


でも
亮くんと居ると温かかった。
話していると病気の事なんか忘れられた。






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