キミイロ



「だからぁ~、
今日はたくさん瑞希とお話しよぉー!」


『はぁ?ふざけんな。』


「ふざけてなんか無いもん♪
ねぇー、いいでしょぉー!」


『ぜってぇ、ヤダ。』


冷たく言い放つと大須の腕を振り払い
昨日と同じように走って逃げた。


もう今日は公園には行けないな……。


なぜか凄く残念な気分だ……。


俺は大須から逃げるように家へ走って帰った。





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